新型コロナウイルス:接触追跡とは?個人情報が安全に取り扱われるか?


日付: 2020-05-18 閲覧数: 713



新型コロナウイルスの拡大防止策として、イギリスの数百万の国民を追跡する仕組みが開発されている。


感染者と接触したことのある国民の行動を追跡する為にイギリスの政府が1万8000人を動員し、多くの国民の協力を求めている。


接触追跡とはどのように実現されるか?個人情報がどのように取り扱われるか?


接触追跡とは?


接触追跡とは、感染病の拡大を防止する為に性病診察所でもよく用いられている方法で、具体的にどのような方法なのかというと、感染者が濃厚接触したことのある者と連絡をとるように求められる。新型コロナウイルスがもたらしたパンデミックの場合は、感染した患者と接触した者を追跡し、場合によって自主隔離するよう求められるのである。


通常は追跡用スマホアプリを提供し、患者の友人と家族と電話で連絡をとる。


香港、シンガポールとドイツなど、新型コロナウイルスが拡大している国々ではこのような接触追跡用アプリがすでに活用されている。


イギリスでは5月の中旬までは、接触追跡用アプリの導入とチームの動員を計画している。人と人の接触を避け、新しい感染爆発を防止できると期待される。


イギリスでどのように追跡する?


1万8000人のチームが3000人の医療関係者と1万5000人のコールセンター従業員から成形され、新型コロナウイルスの患者に最近の行動についての情報を集める、接触した者とも連絡をとる。今後、スマホ対応アプリをダウンロードし、電話による追跡システムと共にスマホアプリを使用する計画だ。ブルートゥース技術を用いたスマホアプリが接触した利用者の追跡を可能にし、手間がかかる従来の追跡方法より効率的な仕組みであり、利用者が新型コロナウイルスの症状を訴える際、イギリスの国民保健サービスへ連絡することもできる。


すると、最近接触した利用者も匿名な通知を受け取り、隔離するか、感染病検査を受けるよう求められる。スマホを持っていない利用者は、イギリス以外の国で外出禁止命令違反を犯した利用者の追跡に用いられたブルートゥース機能付きのリストバンドを使用できる。


ロックダウンの解除につながるか?


その他の措置と共に接触追跡の導入が諸外国でのロックダウンの解除に繋がったという。


例えば、韓国では徹底した感染追跡仕組みの早期的な導入によってロックダウンが行われ、大勢の国民の感染病検査も実施した。


当時のピークにおいて、1日につき陽性者が約900件に対して今は陽性者が少数。


イギリスの政府が感染者の爆発的な増加の前に国民の接触を追跡する仕組みを試験的に導入したが、感染者が少なかった為、感染防止に効果を示さなかった。ただ、終息に向かっているイギリスでは減少した感染者の追跡が容易に行われるだろう。


電話による追跡が時間も手間もかかり、アイルランドでは1人の感染者につき約40回電話しなければならないと報告されている。当然、スマホアプリの方が使い易いだが、新型コロナウイルスの拡大を完全に防止する為には、幅広く普及させる必要がある。専門家から国民保健サービスへの報告によると、スマホ利用者の8割(イギリスの人口の6割)がこのアプリを活用しなければならない。一方、圧倒的な人気を誇る無料通話アプリ、WhatsApp(ワッツアップ)の場合でも、その利用者数がイギリスの人口の67%を占めている。


そして、利用者が症状を誠実に報告し、国民保健サービスへ連絡しなければならない。


イギリスの政府が個人情報をどのように取り扱うか?


個人情報を政府・第三者に提供することに関して懸念を抱いている国民も少なくない。人権団体の意見によると、政府がリスクを正しく評価し、アプリの入手を外出と通勤の必要条件とするべきだはない。


”多くの国民がこのアプリケーションによる知らせを信用し、それに従って行動しないといけない”と国民保健サービスのデジタル開発担当者が語る。このアプリの利用規約によると、収録したデータが健康と研究目的のみ利用され、アプリの削除もいつでも可能だ。


データの収録に集中型モデルを使用し、利用者データの比較がコンピューターサーバーによって行われるという。


以前、AppleとGoogleによって、データ交換を行う端末の分散型モデルも提案された。分散した端末でデータ処理を行うと、侵略し易い集中型サーバーに比べて、利用者データを安全に取り扱うことができると技術系最大手企業のエキスパートが主張。


一方、イギリスの政府関係者が”集中型システムを導入することで、感染拡大の追跡も行われるし、システムの効率化も簡単だ”と語る。



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